相続に関する相談先は?(その2)
相続に関する相談先は?(その2)
相続の関係で、「何を」「誰に」相談したらいいのかわかりません。という質問。
【相続発生前の場合】
相続が起こる前にきちんとしておこう!と考えて行動を起こそうと思ったが、どれから手を付けて、誰に聞くべきなのかわからないことがあると思います。
直線的な、相談先(あくまで私見です)は、次のとおりです。
遺言 ~ 書き方を聞きたい程度なら、行政書士。
~ 高額又は複雑な場合は、弁護士。
廃除手続 ~ 弁護士
相続対策 ~ 相続税が、かかりそうな人は、税理士(または税理士行政書士)
~ 相続税はかからないが、贈与税の疑問が出そうな人は、税理士
~ 相続税も贈与税もかからないが、不動産の贈与登記をする人は、司法書士
~ 相続税も贈与税もかからないし、不動産もない人は、行政書士
死後事務委託 ~ 行政書士、弁護士(難易度が高いもの)
【相続発生後の場合】
相続が起きたら、葬儀をおえて、どれから手を付けて、誰に聞くべきなのかわからないことがあると思います。
直線的な、相談先(あくまで私見です)は、次のとおりです。
公正証書遺言の有無の確認 ~ 公証人役場
公正証書遺言 ~ 遺言執行人が指定されている場合は、その人
自筆遺言 ~ 自筆遺言の検認は、相続人が家庭裁判所へ持参
相続人の確認 ~ 相続税の申告必要 税理士かつ行政書士
~ 相続税の申告不要 行政書士
役所などへの手続き代行が可能なもの ~ 行政書士
死後事務委託があったもの ~ その受託者に頼む
相続放棄手続 ~ 弁護士
限定承認手続 ~ 弁護士
所得税の準確定申告 ~ 税理士
分割協議書の作成 ~ 相続税の申告必要 税理士かつ行政書士
~ 相続税の申告不要 行政書士
~ 問題が起きそう、起きてる案件は上記も含めすべて弁護士
相続税申告 ~ 税理士
不動産の相続登記 ~ 司法書士
会社の代表者変更登記 ~ 司法書士
【まとめ】 相続が発生した時の「相談順位」 ※高順位にまず相談!!
1. 「相続で争いがある」⇒「弁護士」
2. 「相続で争いがない」+「相続税の申告が必要」⇒「税理士」
3. 「相続で争いがない」+「相続税の申告も不要」+「不動産登記が必要」⇒「司法書士」
4. 「相続で争いがない」+「相続税の申告も不要」+全遺産の「遺産分割協議書の作成が必要」⇒「行政書士」
5. 「相続で争いがない」+「相続税の申告も不要」+「その他相続手続が必要」⇒「行政書士」
【相続発生前の場合】
相続が起こる前にきちんとしておこう!と考えて行動を起こそうと思ったが、どれから手を付けて、誰に聞くべきなのかわからないことがあると思います。
直線的な、相談先(あくまで私見です)は、次のとおりです。
遺言 ~ 書き方を聞きたい程度なら、行政書士。
~ 高額又は複雑な場合は、弁護士。
廃除手続 ~ 弁護士
相続対策 ~ 相続税が、かかりそうな人は、税理士(または税理士行政書士)
~ 相続税はかからないが、贈与税の疑問が出そうな人は、税理士
~ 相続税も贈与税もかからないが、不動産の贈与登記をする人は、司法書士
~ 相続税も贈与税もかからないし、不動産もない人は、行政書士
死後事務委託 ~ 行政書士、弁護士(難易度が高いもの)
【相続発生後の場合】
相続が起きたら、葬儀をおえて、どれから手を付けて、誰に聞くべきなのかわからないことがあると思います。
直線的な、相談先(あくまで私見です)は、次のとおりです。
公正証書遺言の有無の確認 ~ 公証人役場
公正証書遺言 ~ 遺言執行人が指定されている場合は、その人
自筆遺言 ~ 自筆遺言の検認は、相続人が家庭裁判所へ持参
相続人の確認 ~ 相続税の申告必要 税理士かつ行政書士
~ 相続税の申告不要 行政書士
役所などへの手続き代行が可能なもの ~ 行政書士
死後事務委託があったもの ~ その受託者に頼む
相続放棄手続 ~ 弁護士
限定承認手続 ~ 弁護士
所得税の準確定申告 ~ 税理士
分割協議書の作成 ~ 相続税の申告必要 税理士かつ行政書士
~ 相続税の申告不要 行政書士
~ 問題が起きそう、起きてる案件は上記も含めすべて弁護士
相続税申告 ~ 税理士
不動産の相続登記 ~ 司法書士
会社の代表者変更登記 ~ 司法書士
【まとめ】 相続が発生した時の「相談順位」 ※高順位にまず相談!!
1. 「相続で争いがある」⇒「弁護士」
2. 「相続で争いがない」+「相続税の申告が必要」⇒「税理士」
3. 「相続で争いがない」+「相続税の申告も不要」+「不動産登記が必要」⇒「司法書士」
4. 「相続で争いがない」+「相続税の申告も不要」+全遺産の「遺産分割協議書の作成が必要」⇒「行政書士」
5. 「相続で争いがない」+「相続税の申告も不要」+「その他相続手続が必要」⇒「行政書士」